【子育てが大変な理由とは?】苦労を楽しむ思考法と乗り越え方

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は癇癪についての記事ではなく、子育て全般に言える内容をお話ししていきます。子育ての負担を少しでも軽くし、日々の育児をポジティブに楽しめるヒントをお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
子育ては「大変」だと感じる瞬間が多いものです。ですが、その「大変さ」をどう捉えるかで、子どもの成長だけでなく、親御さん自身の成長にも大きな違いが生まれます。
【子育ては「目標」があるからこそ苦労する】
子育てが大変だと感じるのは、親として「子どもを自立させたい」という目標があるからではないでしょうか。
・子どもを年齢相応に成長させたい
・社会で生き抜く力を身につけてほしい
・立派な大人になってほしい
・苦労させたくない
・将来自立できるように育てたい
このような想いがあるからこそ、日々の関わり方に悩み、試行錯誤を繰り返しているのだと思います。
例えば、こんな場面はありませんか?
✅ 「叱りすぎてしまった…」
✅ 「どう伝えればよかったのか分からない…」
✅ 「子どもが全然言うことを聞かない…」
このような悩みを抱える親御さんは多く、「子育ては大変…全然楽しくないし、どちらかと言えば辛い…」と感じている方も少なくありません。
では、子育ての「大変さ」をどのように乗り越えていけばいいのでしょうか?
【子育てが大変でも乗り越えられる人の特徴】
子育てが大変でも、前向きに取り組める人に共通しているのが「粘り強さ」です。
例えば、NEO PORTAの支援を受けながら「会話添削」に取り組んでいる親御さんは、日々親子の会話を忙しい中でも記録し、担当カウンセラーへ送信し、学びを深めるために改善を繰り返しています。
会話記入は実際に取り組むと時間も労力もかかり、決して簡単な作業ではありません。
それでも仕事や家事、子育てに追われながらも、「子どものために」と続けられるのは、「大変でも諦めない粘り強さ」があるからです。
心理学的にも、成功する人に共通している特徴のひとつが「粘り強さ」だと言われています。
粘り強さとは、目標達成のために時間を惜しまず、困難を乗り越えようとする意志の強さを指します。
子育ても同じで、「大変だからやめる」のではなく、「大変だけど続ける」ことで、必ず成果が生まれます。
そして多くの親御さんはその苦労をしてでも子どもの自立のために子育てをする粘り強さがあるのです。
【「子育てが大変」と感じる原因は?】
子育てが大変だと感じる原因の多くは、「ネガティブフレーム」にあります。
例えば、このような状況に陥った時に、こんな風に思ったことはありませんか?
・自由な時間が奪われる
→ 「もっと自分の時間がほしい…」
・体力的にしんどい
→ 「寝不足で毎日疲れる…」
・自分の好きなことができない
→ 「子どもがいると趣味も楽しめない…」
こうした「○○できない」という考え方をしていると、どんどんストレスが溜まり、子育てがより大変に感じてしまいます。
ポジティブな捉え方に変える方法
では、この考え方を少し変えてみましょう。
✖ 「自由な時間が奪われる」
→ 「子どもと向き合う大切な時間が持てる」
✖ 「体力的にしんどい」
→ 「子どもと一緒に過ごすことで体力がつく」
✖ 「自分の好きなことができない」
→ 「子どもと新しい趣味を見つけるチャンス」
このように、ネガティブフレームからポジティブフレームへと少し意識を変えるだけで、「大変」が「充実感」へと変わります。
【子どもにも影響する成功回避行動とは?】
実は、大人だけでなく、子どもも「できない理由」を無意識に考えてしまうことがあります。
例えば、こんな言葉を聞いたことはありませんか?
・「どうせ無理だからやらない」
・「苦手だから頑張っても意味がない」
これは心理学で「成功回避行動」と呼ばれています。
失敗して自尊心が傷つくのを防ぐために、「できない理由」を考えて行動しない心理状態です。
しかし、この考えが続くと、挑戦する機会を失い、成長のチャンスを逃してしまいます。
子どもの思考を変える声かけの例
では、子どもが「できない」と言ったとき、どう対応すればいいのでしょうか?
✖ 「そんなこともできないの?」
→ 「最初は難しいけど、少しずつやってみよう」
✖ 「どうせ失敗するよ」
→ 「やってみないと分からないよ!」
✖ 「前にできなかったでしょ?」
→ 「前より少しできるようになったね!」
親がポジティブな声かけをすると、子どもも「できるかも」と思えるようになります。
【子育ての大変さを乗り越える「今を楽しむ思考」】
子どもは、親の言動や考え方に大きく影響を受けます。
✅ 親が「子育ては大変」とネガティブに捉える
→ 子どもも困難を避けるようになる
✅ 親が「子育ては大変だけど楽しい」と思う
→ 子どもも挑戦する力がつく
未来のことを考えすぎて不安になるよりも、「今できること」に集中し、ポジティブな視点を持つことが大切です。
例えば…
・子どもと遊ぶ時間を「育児の負担」ではなく「かけがえのない思い出作り」と考える
・子どもの失敗を「問題」ではなく「成長のチャンス」と捉える
・育児のストレスを「苦痛」ではなく「親としての成長の機会」と思う
大変な時こそ、「今、この瞬間をどう楽しめるか?」を意識してみましょう。
子育ての苦労は、未来の子どもの成長につながる大切な時間です。
少しずつ、前向きな考え方を取り入れながら、一緒に乗り越えていきましょう!
子育てにお悩みの方は是非NEO PORTAにご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。