【癇癪解決の成功事例!】年末年始の癇癪トラブルも未然に防げるご両親の心構え
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
クリスマスが近づき、全国的に厳しい寒さになってきましたね。私たちの拠点でもある京都も冷え込みが厳しく、冬の訪れを実感しています。
皆さまもどうぞ体調管理を万全にしてお過ごしください。
さて、今回は多くのご家庭で課題となっている「癇癪(かんしゃく)」について、年内最後に解決されたご家庭の事例と年末年始の忙しい時期に親御さんに必要な心構えをお伝えします。
【癇癪の解決事例:小学6年生の男の子】
年内最後の支援として取り組んだのは、小学6年生の男の子の癇癪問題でした。こちらのご家庭では、癇癪が頻発して日常生活に大きな影響を及ぼしており、親御さんも心身ともに疲弊していました。
訪問コーチングを通じて、家庭内での具体的な癇癪対策を実施しました。その結果、訪問コーチングを行った当日から1週間以上経過しますが、癇癪が起こらない状態が続いています。まだまだスタート地点に過ぎませんが、年内最後に癇癪に悩むご家庭を救うことが出来て、私自身ホッとしています。
カウンセラーが介入するだけではなく、親御さんが家庭教育を通じて我が子に合った子育てを学び、日常の中で実践を重ねていくことで、癇癪のない穏やかな環境が継続できるようになります。
今回対応した6年生のお子さんも、これまで癇癪支援で見てきた数多くのお子さんも、お子さん自身も、癇癪を起こすことへの罪悪感や葛藤を抱えています。その苦しみを理解し、共に乗り越えることが大切です。親御さんとお子さんが共に幸せを実感できるよう、私たちは引き続きサポートを続けていきます。
【癇癪は「悪いこと」ではない】
癇癪自体は決して悪いことではありません。子どもの成長過程で見られる一つの通過点であり、それに適切に対応することで、親子関係の絆がさらに深まることもあります。しかし、癇癪が続くと、親子ともに大きなストレスを抱えることになるのも事実です。
親御さんが抱える悩みを解消し、子どもの心をサポートするためには、適切な対応法を学び、実践することが重要です。
【年末年始は癇癪対応の要注意期間】
年末年始は、子どもの生活習慣が乱れやすく、癇癪が起こりやすい時期でもあります。以下に、親御さんの癇癪対応にあたり押さえておきたい心構えをまとめました。
お父さんへのお願い
忘年会や飲み会が増えるこの時期、癇癪対応をするときにはお酒を控えめにすることが大切です。ほろ酔い状態では冷静な対応が難しくなるため、お子さんに向き合うときは万全の状態で臨みましょう。また、事前にお母さんと状況を共有し、お仕事の疲れもあると思いますが必要に応じて父性の立場を使った対応を行ってください。難しければ「家庭だけで!」と無茶をせずに私たちに相談して対応を一緒に考えましょう。
お母さんの負担を軽減する工夫
年末年始は大掃除、年賀状、お歳暮、新年の準備など、忙しい日々が続きます。そんな中で癇癪の対応を一人で抱え込むのは非常に負担が大きいもの。家族全員で協力して癇癪対応に取り組むことで、お母さんの負担を減らし、家庭全体がスムーズに回るようにしましょう。お父さんが忙しく対応のお願いや相談ができない場合は遠慮なくご相談ください。
私たちは、癇癪に悩むご家庭が少しでも穏やかな年末年始を過ごせるよう、年末年始休業期間は設けていますが、緊急であればいつでもご相談を受け付けています。一人で悩まず、ぜひ気軽にご連絡ください。
年末年始休暇についての記事も後日出しますのでご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは次回のブログでお会いしましょう!