【家庭に広がる幸せのエネルギー】お母さんの笑顔が生み出すポジティブの影響
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回は少し視点を変えて、癇癪についてではなく「幸せ」の感情が持つポジティブの広がりについてお話ししたいと思います。
【あなたは今、幸せですか?】
突然ですが、皆さんは「今、自分は幸せだ!」と自信を持って言えるでしょうか。もちろん「幸せです!」と答えられるのが一番ですが、現実には子育てや仕事など日々の忙しさに追われ「幸せとは言えない…」と感じている親御さんも少なくありません。
特に、お子さんの癇癪や日常のストレスにさらされていると、「むしろ不幸かも…」と感じることもあるでしょう。
それでも、苦しい瞬間があっても「結果的に幸せだった」と笑顔で振り返ることができれば、どれだけ素敵なことでしょう。
親御さんが幸せだと感じる時間をつことが出来ると、その幸せは自然とお子さんにも伝わり、家庭全体が穏やかで安心感のある空間になります。
しかし、親か子のどちらかが強いストレスや不満を抱えていると、家族全体がネガティブな雰囲気に包まれてしまうこともよくあります。
【幸せなお母さん自身の姿をイメージ!】
たとえば、こんなシーンを想像してみてください。
・お母さんは穏やかな気持ちで好きなドラマを見ながら家事をこなす
・お子さんは好きなお菓子を食べながらゲームをして、リラックスした時間を過ごしている
・お父さんが仕事から帰ってきたときには、家族みんなで「おかえりなさい!」と迎える
・全員が揃ったら一緒に夕飯を食べて楽しく今日の出来事を話し合う
このような光景を思い浮かべるだけで、心が温かくなるのではないでしょうか。
反対の状況もイメージしてみましょう。
・お母さんがイライラしながら家事をする
・お子さんは帰宅後「ただいま」も言わずに無愛想にゲームをして過ごす
・お父さんが帰ってきても誰からも「おかえりなさい」と言われずに一人で夕飯を食べる
・家族が揃って夕飯を食べるとしても、コミュニケーションがほとんどない重たい空気感の中での食事
この状況を想像するだけで、心が重たくなったと思います。
一つ屋根の下で一緒に生活しているからこそ、幸せも不幸も、家族の中では直接的に伝染しやすいのです。できれば皆が幸せになれるような空気を広げていきたいですよね。
【大切にされることで生まれる幸せのエネルギー】
誰しも、自分が大切にされたい、尊重されたいという思いを持っています。雑に扱われたり、冷たくされたりすると、自然とネガティブな感情が芽生えますよね。
逆に優しく丁寧に接してもらうと自己肯定感が高まり、ポジティブな行動や考え方が生まれやすくなります。
親御さんが「自分は今幸せだ」と感じ、その幸せをお子さんに伝えることができれば、お子さんもそのポジティブなエネルギーを受け取り、より前向きに成長していくことでしょう。
ネガティブな感情は残念ながら瞬時に伝わりやすい一方で、ポジティブな感情は少しずつ時間をかけて伝わることが多いです。
だからこそ日々「幸せだ」と思える瞬間の積み重ねが大切です。
【ポジティブな感情を伝えるために心がけること】
「子どもを大切にしているつもりなのに、それがうまく伝わらない…」
と感じることがあるかもしれません。そんな時でも焦らず、イライラせず、じっくりと続けていくことが重要です。
少しずつでも、必ずその気持ちは子どもに届いていきます。
また、親御さんが他者にも親切に接し、大切に扱うことで、自分自身も幸せを感じやすくなります。
誰かから「ありがとう」と言ってもらえたり、笑顔を返してもらえた時、自分の心も温かくなり、自己肯定感が高まります。
そうした小さな積み重ねが、家庭の中で親御さんが穏やかになれる状況を作り、最終的には家庭全体の幸せにつながるのです。
【幸せな家庭を築くために】
まずは、お母さん自身が笑顔で、穏やかに日々を過ごすことを意識してみましょう。
好きなテレビや録画番組を見てリラックスしたり、美味しいお菓子を楽しんだり、自分の時間を大切にすることも大事です。
お母さんが幸せであれば、家族全体がそのエネルギーを受け取り、自然と笑顔が増えていくご家庭をたくさん見てきました。
幸せなエネルギーは周りに伝染していきます。少しずつでも、毎日の生活に「幸せ」を取り入れていくことで、自分自身だけでなく、家族全体がもっと幸せに包まれるはずです。
「そんな簡単な話じゃない」と思われても仕方ありません。私自身、これまで数多くの親御さんと出会い相談を受けてきたからこそ十分理解しています。
その上でも、ブログを読んでいただいた親御さんは、騙されたと思って一日に一つでも良いので幸せを取り入れることを実践してみてください。
時間はかかれど「今幸せですか?」と聞かれて「幸せです」と答えられる日に必ず繋がります。
お子さんが癇癪を持っていても、不登校であっても、幸せを取り入れることが身につけば心の負担は軽くなります。
「難しい」と思われた方は、遠慮なくご相談くださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。